ラテ会インタビュー NO.3アーティスト加茂茜さん

第3回目のインタビューは、アートを軸にしたイベント主催やデザインのお仕事。

また自らが絵の先生として活躍したりと多方面で活動をされている加茂茜さん。

アートの世界に進むきっかけとなった出来事や、その行動力の秘密をお話してくださいま した。

 

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〇〇 × アート

 

hiroe  本日のスピーカーは 加茂茜さん(以下、akane)です。 茜ちゃんは今まだ社会人3年目なんですよね。

 

akane はい。今は主にアートやクリエイティブ関連の仕事をしています。 自分でデザインをしたり、アーティスト活動もしていますが、 今重きを置いているのは、アーティストとクリエイターの情報発信の場を作ったり、クリエ イターの価値向上を目指すような活動です。

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hiroe  クリエイターの情報発信の場って?

 

akane 作品を発表する場として代表的なのはギャラリーだと思いますが、より多くの方 に作品を見てほしいと思った時に、

ギャラリーばっかりが発信する場所では入り口が狭い と感じたんです。そうなるともっと人が来やすいイベントや飲食店が頭に浮かびました。

入り口が広い「食」と「アート」を繋ぐことによって、一般の方へより情報を発信しやす くなると思います。そんな環境作りを目指しています。

他にもその「場」づくりの為の一つの活動としては、クリエイターのスイーツビュッフェ交 流会を主催し、そこで参加者が作品展示可能にしたり、PRタイムを設けたりしています。

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hiroe  確かにきっかけが「食」だと参加しやすいかも! このスイーツビュッフェ交流会をはじめたきっかけは?

akane 自然な流れもあるけど、最初はある飲食店の方から一緒に何かやろうとなったの がきっかけです。

話していくうちにアートの展示会という話になり、より多くの人に見てもらうには… と考えていた時に浮かんだのがスイーツ交流会なんです。
実際開催してみるとお店の利益にもつながるし、展示した側も多くの人に見てもらえる し、

参加者側も色々な方と繋がれるし、良いこと尽くめ。
交流会を主催するのは大変ですが、その分やりがいを感じました。 ずっと続けていきたいと活動のうちのひとつです。

 

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10歳で感じたわくわくする気持ち

 

hiroe そもそも茜ちゃんがデザインの世界へ進もうと思ったきっかけは何だったんです か?

akane 実は今でも覚えているんです、美術の道に行こうと決めた瞬間。 小学校5年生の時、夜寝る前に色々考えていて。

hiroe  5年生っていうと10歳!早いね!

akane 美術が好きだし、学校の美術の評価もよかったので、そっちの道に行けばいいじ ゃんって決めた時にとてもわくわくしたんです。

その時やれることは限られていて、中学入ったら美術部入って、高校は美術系に進んでと いうイメージしか持てなかったのですが ひとつひとつ目標に向かって出来ることをしていきました。

今思うと一番自分に影響を与えてくれたのは、意識の高い高校の友人たちだったと思いま す。

公民館を借りて、10メートルくらいの大きな作品を作って、それをどうするかは作って から考える!という子や、

デザインの勉強をしたいから年齢をごまかしてデザイン会社で働いていた子がいたり。笑 この子達にもできるなら、私にもできると思って色々やるようになりました。

 

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hiroe  面白い子たちが沢山周りにいたんですね!その他に影響を受けた人は?

akane 他にもたくさん憧れている人がいますが、一人は川上俊さんです。

日本の伝統的な文化をデザインや作品に取り入れて打ち出している方なんですが、高校の 時に講演会で話を聞いて東京にはこんな美しい世界観を持った人がいるんだなと。 私が東京の大学に行こうと思ったきっかけは川上さんだったと思います。
大学時代には川上シュンさんの元でインターンもしていました。

自分が美しいと思うものを追求したいという夢もあるので、その面でとても影響を受けま した。

 

hiroe 茜ちゃんの作品はどういうものが多いの?
akane 自分自身の作品は、コミュニケーションをテーマにしたものが多いです。

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茜さんの作品。”コミュニケーション”をテーマにしたものが多いんだそう

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学生時代に自分の個展を開催した経験があって。 国立に「宇フォーラム美術館」という所があるのですが、

自分の世界観をカタチにした空間を作り、そこに呼びたい人たちを呼んで。

開催されてい る2週間、その場にいることだけで幸せでした。
わざわざ足を運んでくれた人と話をすることもとても嬉しかったです。 そんな空間に身を置くのが好きなんだと改めて気づくことができました。
私が本当にやりたい事を追求すると、お金もかかるし、利益を生むにも難しい内容なので その他のクリエイティブ関連の仕事と同時進行で進めていこうと思っています。

 

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自分の夢を魅せること

hiroe 今日は茜さんの夢リストも見てほしくて。 夢を書き出している人は大勢いるけど、夢リストを人に見せれるように冊子にしている人 は私、茜さんが初めて!
akane 内容は自分の7つの夢が書かれて入れ、1つ1つ叶えていけるような構成にして います。

自分のお金で親を旅行に連れていきたい!っていう小さな夢からから、ミニマルアートを 反映したシェアハウスを持つという大きな夢まで。

夢が叶った日をかく欄や、夢を達成する為に必要な費用も書いてあります。

夢を叶えるには、人に話す事も一つの条件だと思うのです。

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hiroe  どうしてそのことに気づいたんですか?

akane マンガが好きで、ワンピースのルフィが「海賊王になる」って周りに言ってる事。

あれで周りがルフィが何をこれからする人なのか認識するし、チャンスは人からくると思い ますので。
人にいうのは恥ずかしい、でも言わなきゃ。 それなら、自分から言いたくなる方法として、見せたくなるものを。見せてもおかしくな いものを。 という自分の流れで夢リストを作りました。

自分のやりやすいようにと考えた結果です。

こちらが夢リスト。単なるリストではなく、作品としての完成度の高さに 一同驚き。

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hiroe 確かに、人に自分の夢を見せることで、 今日茜さんの夢を実現に近づけられるヒントを持っている子がいるかもしれない。 そうやって広がっていくんだね。

 

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行動した数だけ変わる

hiroe  茜ちゃんは「行動力がある」っていうイメージ。その行動力はどこから来るの?
akane 「めんどくさい」と感じたら、逆にすぐにやるようにしています。

めんどくさいだけなら、他の理由よりも乗り越え方が明確。

行動なら、やり方自体は難しくない。足や手を動かせばいい。頑張り方が分かり切ってい るやつはどんどんやるようにしています。

行動した数だけ変わると思います。
hiroe なるほど。行動力がある人って、アクティブでがつがつしているイメージがあるけ ど、 茜ちゃんは自分のことをきちんと見つめながら、1個1個小さい行動を積み上げていくこ とができる行動力だと思う。
akane とにかくやってみることで自分の向き不向きもわかるし。

失敗はむしろ欲しいくらいに思って。失敗しても死ぬわけではないですし。笑
基本的には舞い込んできたことは全てやることが出来るように心がけています。

基本、興味のある分野の事をしていますが、たまにあえて 「いつもの自分だったらやらないこと」とか

「人が普通だったらやらない事(合理的に考え たらやらない事)」も行い、また違ったパターンの結果を経験しようとしたりします。

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hiroe やったことないことをやる。意外とみんなそこができないんだよね。

 

akane 守りに入って挑戦的な行動はしない人はいっぱいいますので、行動するだけで目 立ちますしね 。ある意味それもチャンスだとも思っています。

 

hiroe ちなみに今までの一番の失敗は?

akane 直近でいうと笑。 私ができない事を把握しきれていなくて、自分の内容量が見えておらず、挑戦しすぎて回ら なくなったことがありました。 その時に相手もいたので、迷惑かけてしまったなと。 挑戦することのバランスを学びました。バランス感覚を今鍛えています。

 

hiroe 失敗するのはいいことなんだね! 最後にこれから会ってみたい人はいますか?

 

akane 自分のやりたいことの少し先をやっている人に会いたいです。

例えば、かなり芸術よりに活動しているフードクリエイター諏訪絢子さんです。

人間の、特に女性の感情を食で表現したりしている人なのですが、 「怒り」とか「悲しみ」とか。だからたまにドキッとするくらいの料理があったりしま す。 諏訪さんの食事会にいつか参加してみたいです。

 

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自らのアーティストとしての活動はもちろん、日本にいるアクリエイターの価値向上の活動やイベント主催。

その行動力に一同驚きでしたが、実際にお会いして話に耳を傾けてみると、

小学5年生の時に感じたわくわくする感情、美術系の高校で出会った友人から受けた刺激、あこがれの人を通してみたアートの世界。私たちにも同じようにある小さな経験や出会いを茜さんはひとつひとつ大切に受け止めて、丁寧に発信していく。その積み重ねが紡いだ行動力でした。

「自分がやりやすいように」という言葉がありましたが、けして楽をしようという意味ではなく、自分の長所や苦手なところを理解し、自らの気持ちに嘘をつかず発信していく方法を今までの経験を経て茜さんは見つけたのだと思います。

小さい頃の私の夢はなんだったっけ。 茜さんのお話を聞いて純粋に夢を描いてたあの頃の気持ちを取り戻した日曜日の朝でした。

茜さん、本当にありがとうございました。

2018-05-27 | Posted in ラテ会No Comments » 

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